自律訓練法黙想練習ってどんなものか?

自律訓練法黙想練習というのがありますが
これは自律訓練法標準練習をマスターして
自律性状態に自在に入れるようになったあとで
それを利用してイメージをみる練習をすることです。
いわゆるイメージトレーニングとは違います。
黙想練習のイメージは向こうからやってくるので
自分の意思としてはその通り道を整えるという意味あいになります。
手順はあります。
1.自発的色彩練習
2.選択的色彩練習
3具体物心象視
4.抽象物のイメージ化
5.情動体験 風景のイメージ化
6.人物のイメージ化
7.無意識からの応答
1から6までは7のための基礎トレーニングともいえますが7になるとどうなるのか
この手順に基づいて練習していき無意識からの応答をイメージで見るようになります。
どんな風な展開になるかというと
「わたしは今何をすべきか?」
と思いながらイメージしていきます。
するとイメージの世界でたとえば
白い衣の老人が巻物をもって小舟にのってこちらにやってくるとか
ジャングルが現れそこにカラフルな樹々が立ち並び鳥が答えを歌っている、
みたいな映像が明瞭にでてきたります。
難しすぎる自律訓練法黙想練習
でも自律訓練法黙想練習は 毎日30分以上を3か月から半年しないとマスターできません。
その前に自律訓練法標準練習を1か月ほどかけてマスターする必要もあります。
これは超人的な頑張りが必要でありなかなかモチベーションがもたないしそもそもそんなに時間は取れるものでもないかもしれない、そう思います。

イメージストリーミングで黙想練習をする
そこで登場するのがイメージストリーミング。
ある程度の練習のあと
いきなり
「今わたしがすべきことは何か?」
をテーマにイメージが展開するのです。
黙想練習の場合は、現実の体験であるかのように映画のようなリアルさで瞼の裏に映像が流れますがイメージストリーミングはそこまで明瞭ではありません。
そのかわりぼんやりとしたイメージを言葉にします。
するとイメージのあいまいさは言葉によってコントロールされあとでその言葉を聞き返すときに(録音しているので)明瞭なイメージとして登場するわけです
ですからイメージストリーミングは自律訓練法と相性がいいですし
黙想練習の代用物になるすぐれた手法だと思っています。
参考:
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