自律訓練法をマスターするだけでも効果はある
今回は自律訓練法をマスターしたあとに
それをどう仕事に生活に人生に役立てるか?それについて書いてみたいと思います。
自律訓練法をマスターするということは
自分でいつでも
変性意識状態に入れるということなので
つまり潜在意識を使えるようになるということです。
自律訓練法標準練習をマスターすると
いつでも自在に自律性状態に入れます。
それは気持ちよくて身体のホメオスタシスが向上し
間脳が休憩し 集中力も増していきますが
当然そうなるだけでも心身の健康にとてもいいのですが
せっかく自律性状態をコントロールできるんだから
自律性状態を具体的に利用できないのだろうか?
となってきます。

自律訓練法で強烈な自己暗示をかけて自分を変えることができる
自律訓練法意思公式練習の場合は
自律性状態にないることを利用して
言葉で暗示を自分にかけるので これはとても有効ですが
もう少し体系的に人生へアプローチする手段がないかと思います。
さて
ずいぶん前に「SSPSシステム」という自己啓発プログラムが販売されていました
㈱SSIという会社が自律訓練法を軸に
行動プログラムを組んでいたのです(正確にはアルファ波バイオフィードバックです)
それを学ぶと自律性状態をコントロールできて(アルファ波状態)
その先に意思公式練習をしたり(アファーメーション)
イメージングをしたりするようになっていて
たいへん優れたプログラムでした。
わたしも実はユーザーの一人で
そのプログラムからは多くのものを学びましたし
それを作った田中孝顕さんの講演なども聴いたり
SSIの本社に話を聴きに行ったりしたこともあります。
自律訓練法で変性意識状態になるのも目的ではない 変性意識状態で何をやるかが問題です
あくまで個人的な感想ですが
自律性状態を練習するための機械やソフトと
意思公式練習をするためのソフトが
膨大にあって 最初の段階で一遍に
ここまではいらないのではないだろうか?
と
個人的には思いました(あくまで個人の感想です)
プログラムのソフトは
規格化されることから
どうしても万人向きになります
それに音声ソフトの声が自分の感性に合わないとそれだけでかなりだめです
NLPで言うところの
視覚型の人も聴覚型の人も感覚型の人も
等しく音声ソフトに頼るというやりかたになるし
私がクライアントさんに実験する限りほとんどの人は視覚型です(だからテレビは流行ったし今ユーチューが爆発的にブームなのでしょう)
だから
たぶんあの音響ソフトより
自分の愛読書から意思公式練習をした方が効果的な人がほとんどです
引き寄せの法則とか、中村天風とか、アンソニーロビンズとか
座右の書も人さまざまですからね。
愛読書や 好きな言葉や 自分が腑に落ちる言葉など
市販のプログラムはなかなかそこまでは処理できないし
昔昔のプログラムのインストラクターは
コーチングのコーチに比べればさすがにそこまでのスキルはありませんから
ある意味の限界が存在するんですね
さて
しかし
自律性状態を利用して人生計画を立てて行動する
というコンセプトは 素晴らしかったしこれはきっと最高のコンセプトではないのか?と思います。
わたしのコーチングの柱の一つは
このようなプログラムをお仕着せの形ではなくて
オーダーメイドのものとして
提供することにもあるのです。
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