口をついて出る投げやりな言葉
- とにかく彼のことを許せない
- もう夫と一緒には暮らせない
- こんな会社、辞めてやる
- どうせ自分にはできない
- あー!またこんな失敗をした
- 今の職場でずっとやっていく自信がない
- 上司を思い出すだけでドキドキして怖い気がする
- 一生結婚できないなんじゃないかと思う
- etc
ネガティブな独り言には実は続きがあります
たとえば上のネガティブワードの続きとは
- とにかく彼のことを許せない➡だから連絡が来ても無視して別れてしまおう
- もう夫と一緒には暮らせない➡だから普段は口も聴かず離婚しよう
- こんな会社、辞めてやる➡明日辞表をたたきつけてやる
- どうせ自分にはできない➡いつもそうだ、結局自分はなにもできないつまらない人間だ
- あー!またこんな失敗をした➡どうせ失敗するから適当にやろう
- 今の職場でずっとやっていく自信がない➡生まれてから自信をもって何かをやったことなどない
- 上司を思い出すだけでドキドキして怖い気がする➡だからもうこの会社はやめてしまおう
- 一生結婚できないなんじゃないかと思う➡友達がうらやましい、ほんとにずっと結婚できなかったらどうしょう
だいたいこんな風に続くのですが、だからと言ってほんとに別れたり辞表を出したりはなかなかできないので、ストレスもたまるのです

心の中の独り言で何を言ってるかは大事です
あなたも不安になったりおびえがでたり、自暴自棄になったり、訳もなく自信がなくなったり・・・・・そんな経験があると思います。
でもたとえば心の中でこのセリフを言ったり、
人知れず独り言で小声で言ったりすると、
その言葉の意味が心に沈殿していきます。
するとネガティブな土壌が出来上がりそこに生える草木はネガティブな実や花をつけてしまい、ネガティブな森が完成してしまいます。
でも
「あー、どうせ自分にはこの仕事はできない」
という愚痴にはたくさんの続きがあるはずですし、
実際あります。
なぜならコーチングでそれに対して
「もう少し詳しく話してもらえませんか」
と聞くと、
例外なくみなさん多くを語ってくれるからです。
続きのセリフの最後はポジティブ
「どうせできないとは言いましたが・・・・・・
先週も同じ失敗をして同じような苦境になりました。
考えてみると学生時代のバイトでもおんなじパターンを経験しました。
ほんとにわたしは仕事そのものに向いてないです。
うーん、ただ考えてみればこのパターンって今言った時だけですかね~
・・・・・うまくやれた時の方がもちろん多いのですけど・・・・・
今回は後輩のミスをかばおうとして
ほんとは自分の仕事でないけど後輩の仕事を手伝っていました。
そしたら上司が急な仕事を私にもってきたので、
今の状況がわかってないの?
と腹立ちまぎれにそれをやって失敗したんですよね。
だから原因ははっきりしているから、今後は気をつければいいですね」
コーチは認知します
パーソナルコーチングにおいてはこういう場合
明らかにこの人は、良き人間性を持ち、それにより的確な行動をしているから
「部下とチーム思いの素晴らしい人ですね」
と心から言います。
上司が全体を見ていないというのが客観的事実かどうかは置いておいて、この人はその中でベストなチョイスをした、だからその選択は賞賛に値するのです。
その上で、急な仕事への心構えの改善だけを未来へのテーマにする。
これが
「あー、どうせ自分にはこの仕事はできない」
という独り言に続く考えであり言葉になるのです。
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