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イメージストリーミングの仕組み

イメージストリーミングはアメリカのウェン・ウィンガー博士が考案したイメージトレーニングの一種です。

科学的にもっとも深く強烈で、あたかも神秘体験であるかのようにイメージを感じさせるのは、

自律訓練法の最終段階の一つ、黙想練習です。

しかしそこに至るには、ゼロから自律訓練法標準練習をマスターし、そこからさらに黙想練習をマスターする必要があることから最低でも1年はかかります。

しかも毎日のように自律訓練法のトレーニングを欠かさないという相当な忍耐が必要です。

 

その点、イメージストリーミングは早ければ初回からある程度コツがわかりますし、

熟練者のアドバイスのもとであれば最初からメッセージを拾えます。

自力で読み取りができるまでの時間も短く、

イメージを言語化してメッセージを読み解くという一連の流れをマスターするのには、

毎日3分から5分もやると1週間で基本のコツはマスターできますし、効果も体感できます。

 

イメージストリーミングとは何か?

 

人間は実はいつもイメージを見ています。

7時間寝ているとしたら寝てる間の夢などは広い意味でイメージでしょう。

残り17時間のうち、何となく何かを考えている時間の方が集中している時間よりも長いのが一般的です。ぼんやりしている時間とはイメージを何気なくみている時間とも言えるでしょう。そういう中から、何かをふと思い出したり思いついたりすることがありますが、これは絶えず放射されているイメージがたまたま言語化された結果とも言えます。

ある意味、人の脳はいつもイメージを見ているということですね。

 

 

そして放電されっぱなしであるこのイメージ放射は、

多くの場合、そのときそのときの無意識が大事だと考えている事柄をテーマに行われているようです。

したがってその放射されるイメージを言語化してやると、

自分自身の無意識=潜在意識と対話ができる、

潜在意識からの教示や発想を得ることができるわけです。

つまり、意図的に潜在意識とのコミュニケーションを図る手法、

それがイメージストリーミングです。

瞑想などと違って、現実に見ているイメージを自分で言語化して自分で解釈するので、

事実に基づく思考とも言えますが、その結果は自分を越えた作用が多く、驚異のメソッドです。

 

とにかくあらゆるイメージの中に意味がある、

それがイメージストリーミングの考え方です。

イメージはいつも見ているので

いかにそのイメージを言語化して、いかに記録したイメージを読み解くか

この技術が

イメージストリーミングです。

このメソッドを行う中で、自分のイメージに自らが「あっ!そうか!」と驚くようになるとマスターです。

この驚きの発見によって、人生の舵取りをしていくのです。

 

以下は中村雄二 「自律訓練法の実際」より自律訓練法黙想練習のイメージ訓練の考え方です。

イメージストリミーミングはこれと全く同じであると言えます。

 

 

*イメージがではじめると、その人の持っている考えや物事へのイメージへ発展し、

そして不可思議な自分のものではなくなったようなイメージへとたどり着く。

 

*無意識的精神活動が動き出すとき深いイメージが来る。

無意識表出の一部としてのイメージを捕まえる。

これは意識にとっては違和感さえある、外側からのメッセージに感じる。

 

・無意識の思考を  「イメージ」として  表出させて、

そこから  通常思考との共同作業によって

新しい態度や

価値観や

思考を見つけ出して

そこから

行動をもたらすようにする

 

出てきたイメージを考える脳によって解釈するということです

→イメージストリーミングがやろうとしているのはまさにこれと同じです。