自律訓練法黙想練習は潜在意識からのメッセージを受け取る科学的な方法です

自律訓練法黙想練習は自律訓練法の中でも極めつけの手法とも言えます。

自律訓練法黙想練習は自律訓練法の中でも極めつけの手法とも言えます。

イメージング、イメージトレーニングなど

イメージを扱うすべてのものの中でも最強のイメージでしょう。

 

  1. 見えてくる色を見る
  2. 見たい色を見る
  3. 物を見る
  4. 抽象的な概念を映像として見る
  5. 自分になじむ光景を見る
  6. 人物を見る
  7. 無意識に問いかけて必要な映像を見る

 

これらのものが閉じた瞼の裏に鮮明に見えるのです。

 

嘘みたいなほんとの話です。

 

 

 

なので黙想練習とはずばりイメージを自由にみる練習です。

その自由に見れるようになったイメージに

最終的には質問をして答えを貰うという潜在意識の究極の利用法です。

 

ある意味神秘体験のようですが、医学的な臨床例と根拠のあるイメージです。

もちろん体験している本人は神秘的に感じます

 

「イメージ」とは

過去の知覚的体験に基づいて現に目の前にないものについて描くことのできる、具体的な知覚像(主として視覚像)のことを言う。

 

以下自律訓練法黙想練習に対して述べられたものです。

「イメージの確認というのは、クライエントがイメージを通して、「自己」ないし「心的世界」 を実感的に洞察する過程」中村延江 桜美林大学

 

「前意識的な領域にあった漠然とした、ぼんや りとした感覚や感情がしっかりと感じ取れることで気づきが得られる」中村延江 桜美林大学

                      

中村雄二 「自律訓練法の実際」より

・催眠状態では視覚的イメージが出やすい。イメージとは体験を材料に再構成した知覚世界。

・催眠状態の深まりとともに、単なる光の輪郭や明暗としてのイメージからはじまり、その人の持っている考えや物事へのイメージへ発展し、そして不可思議な自分のものではなくなったようなイメージへとたどり着く。

 

・無意識的精神活動が動き出すとき深いイメージが来る。無意識表出の一部としてのイメージを捕まえる。これは意識にとっては違和感さえある。外側からのメッセージに感じる。

 

・無意識の思考をイメージとして表出させて、それを通常思考との共同作業によって新しい態度や価値観や思考を行動をもたらすようにする

        

黙想練習はまず標準練習で自律状態になった上で20~30分ほど行います。

そのためには自律状態への条件付けを強力にする必要があります。

 

1.自律状態に1分ほどでなれること。

2.横臥、リラクゼーション椅子、普通の椅子、いずれでもできること

3.周囲がざわついた場所でもできること

 

これくらいの熟達度ではじめて黙想練習に入ると良いと思います。



黙想練習    

   ①自発的色彩心象視 色が見える

   ②選択的色彩心象視 選んだ色を見る

   ③具体物の心象視  物を見る

   ④抽象物の心象視  平和とか幸福などの抽象名詞をイメージで見る

   ⑤場面情動心象視   景色を見る

   ⑥人物の心象視   人物を見る 制服などに規定される人が見やすい。

             親しい人は逆に見にくい

   ⑦無意識からの回答の心象視

             これからの人生は?などと質問すると回答がイメージに

             なって現れる

 

イメージから自由に様々な回答を得ることができるようになります。

現実の体験のようにリアルな記憶となります。

 


あまりにもマスターが困難な黙想練習

黙想練習はゴールが遠すぎて誰もやらない

 

上に書いた黙想練習の結果は

確かにマスターすればその通りなんですがあまりにもむずかしいのです。

 

 

最初の標準練習を毎日5分から10分を1ヵ月ほど

黙想練習は 毎日30分以上を半年から一年もやればできるようになる。

つまり

この最終段階である無意識からの映像に至るのに1年ほどかかります。

 

 

たいへんな忍耐が必要です!

 

あんまりハードルが高いのであまり紹介すらされておらず

ネットで検索するとわたしの記事が1位と2位を占めるくらいです。


そこで自律訓練法標準練習のあとは黙想練習の代わりにイメージストリーミングをやってみる

イメージストリーミングは

自律訓練法黙想練習の代わりに

はっきりとなります

 

そもそも

わたしがイメージストリーミングに注目したのは

自律訓練法黙想練習の代わりとしてでした。

 

 

自律訓練法には基礎としての標準練習があり

そのあとで空間認識練習や意思公式練習

医療用としては特定器官練習などがあり

最も難易度の高いものとして黙想練習があります。

 

一般に自律訓練法というと標準練習のことなので

それだけで終わるとするならば

あたかも

野球というのはキャッチボールのことですと言うようなものです。

 

「自律訓練法標準練習」について書かれたたくさんの論文には

自律性状態の時には

イメージが著しく出やすくなると繰り返し述べられています。

大脳が休息モードに変わるからですね。

そして

それを利用してイメージを意図的に見る「黙想練習」が開発されました。

 

 

そこでこの

「無意識からの映像を鮮明に見る」

代わりに

「無意識=潜在意識からのかすかな映像」

を言葉にするイメージストリーミングを利用したのですが

 

経験的には効果は同じです。

「鮮明に映像をみるという体験」そのものからの驚きは別にして

そこから受ける影響は同じだと思いました。

 

黙想練習はこのように表現されています。

 ・無意識の思考をイメージとして表出させて、それを通常思考との共同作業によって新しい態度や価値観や思考を行動をもたらすようにする

 

これはそのままイメージストリーミングの内容です。

イメージストリーミングは自律訓練法の体系にも組み込めるというわけです。

自律訓練法とイメージストリーミングは実は根っこが同じなのです。