イメージストリーミングというイメージトレーニングにはマインドフルネス瞑想の原理が入っています。
近年研究が盛んになったマインドワンダリング(雑念による物思い→マインドフルネスの逆語ですね)や
メタアウェアネス(高次の意識)などで、
イメージをキャッチングしていきます。
マインドワンダリングとして放出されるイメージを
言葉でキャッチして、
そのイメージの世界に集中して
マインドフルネス状態を作る
それがイメージストリーミングです。
つまり
マインドワンダリングでマインドフルネスする
雑念を捕まえて雑念の中に入り込み
マインドフルネス状態になるのです。
ちょっとわかりにくいでしょうか
もう少し簡単にお話します
簡単に言うと
ぼんやりしてたらいろんな物思いが湧いてきますね
それは瞑想するには邪魔なものとされています
でも
実は理由なく湧いてくる物思いはない、雑念は真実の入り口です
雑念や物思いは潜在意識の思考へのアクセス方法です。
するとどうなるのか
あえて雑念を捕まえて
その中にどっぷりとつかるのですね
その際大事なことは頭で考えないこと
雑念が展開するにまかせて言葉に置き換えていく
すると雑念はただしい思考に私たちの意識を連れて行ってくれる
雑念を利用してそれに集中して真実を見る
雑念でマインドフルネスするという逆説めいたことが
実はとても効果的に脳に働きかけるのです。